日本大百科全書(ニッポニカ) 「松山(奈良県)」の意味・わかりやすい解説 松山(奈良県)まつやま 奈良県中央部、宇陀(うだ)市大宇陀地区の中心地域。旧松山町、1615年(元和1)から1694年(元禄7)まで織田氏3万石余の城下町であった。市場町でもあり、国指定史跡の松山西口関門(旧、松山城西門)、森野旧薬園や、古い町並みが残っており、2006年(平成18)に重要伝統的建造物群保存地区に選定された。吉野葛(くず)の特産がある。国道166号、370号が通じる。[菊地一郎][参照項目] | 宇陀(市) | 大宇陀 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例