松川(村)(読み)まつかわ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「松川(村)」の意味・わかりやすい解説

松川(村)
まつかわ

長野県西部、北安曇郡(きたあずみぐん)の村。北アルプスの前山有明(ありあけ)山などの山麓(さんろく)、松本盆地北部を占める。JR大糸線、国道147号(糸魚川(いといがわ)街道)が南北にほぼ並行して走る。高瀬川とその支流乳川(ちがわ)の扇状地にあり、乏水性であるが、扇央部一帯は近世以降開拓され、水田化している。米、リンゴ花卉(かき)を主にした純農村。面積47.07平方キロメートル、人口9599(2020)。

[小林寛義]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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