松川伊助(読み)まつかわ いすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松川伊助」の解説

松川伊助 まつかわ-いすけ

?-? 江戸時代前期-中期の養禽(ようきん)家。
江戸根岸の人。元禄(げんろく)(1688-1704)のころ東叡山寛永寺の法親王京都の鶯(うぐいす)を根岸にはなったが,伊助はその清澄な鳴き声をきき,笛をつくって雛鶯を訓練した。後年,根岸で聞鶯会が毎春おこなわれるようになった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android