松帆銅鐸(読み)まつほどうたく

知恵蔵mini 「松帆銅鐸」の解説

松帆銅鐸

兵庫県南あわじ市(淡路島)で出土した弥生時代前期~中期(紀元前3~前2世紀)の銅鐸名称。2015年4月に、同地の石材加工業者の砂山から一度に7個が発見された。そのうち3号銅鐸と4号銅鐸の内部の青銅製の棒「舌(ぜつ)」やつり手の部分に、ひもの一部が残っていることが判明。銅鐸とひもが一緒に見つかるのは国内初とされ、兵庫県と同市教育委員会の企画により15年8月14日から調査経過を紹介する速報展が行われた。

(2015-8-14)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android