松平信義(読み)まつだいら のぶよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平信義」の解説

松平信義 まつだいら-のぶよし

1822-1866 幕末大名
文政5年2月8日生まれ。松平庸煕の長男松平信豪(のぶひで)の養子となり,天保(てんぽう)14年丹波亀山藩(京都府)藩主松平(形原(かたのはら))家7代。奏者番,寺社奉行,大坂城代をへて,万延元年老中となり,外国御用取扱として生麦(なまむぎ)事件などの処理にあたった。慶応2年1月29日死去。45歳。初名は信篤。通称は友三郎。豊前守(ぶぜんのかみ)。

松平信義 まつだいら-のぶのり

1742-1801 江戸時代中期-後期の大名。
寛保(かんぽう)2年生まれ。越後(えちご)(新潟県)村松藩主堀直尭(なおたか)の次男松平昌信(しげのぶ)の婿養子となり,明和8年駿河(するが)(静岡県)小島(おじま)藩主松平(滝脇(たきわき))家5代。大坂加番,日光御役をつとめる。享和元年9月17日死去。60歳。通称は助十郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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