松木新田(読み)まつのきしんでん

日本歴史地名大系 「松木新田」の解説

松木新田
まつのきしんでん

[現在地名]本埜村松木

将監しようげん新田の東にある。笠神埜原かさがみやわら新田の一。寛文一一年(一六七一)の国手形寺請状改書綴(吉植家文書)に村名がみえ、入百姓は布川領松木村(現茨城県利根町)出身者が八人と印西領戸神とがみ(現印西市)の者一人。天明五年(一七八五)の埜原新田四ヶ村年貢割付状(同文書)では高七二石余、田方一町二反余・畑方一〇町三反余、年貢一貫四四五文余であるが、これは村高の五割が水損引とされたもの。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android