板木・盤木・番木(読み)ばんぎ

精選版 日本国語大辞典 「板木・盤木・番木」の意味・読み・例文・類語

ばん‐ぎ【板木・盤木・番木】

〘名〙 たたいて合図をするための板。寺院集会などの合図に用い、また、江戸時代火事警報にも用いられた。歌舞伎の下座音楽にも用いられる。
※禁令考‐前集・第三・巻二九・享保八年(1723)八月日「出火有之は、板木にて為知可申候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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