林喜八郎(読み)はやし きはちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林喜八郎」の解説

林喜八郎 はやし-きはちろう

1778-1850 江戸時代後期の武士
安永7年生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士。文政13年(1830)吉田宰判(さいばん)代官となり,飢饉(ききん)にそなえて倉庫をもうけ穀物備蓄。天保(てんぽう)の大飢饉には倉庫をひらいて窮民をすくった。のち目付。嘉永(かえい)3年2月16日死去。73歳。名は尚盈(ひさみつ)。字(あざな)は謙叔。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android