林市蔵(読み)はやし いちぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林市蔵」の解説

林市蔵 はやし-いちぞう

1867-1952 明治-大正時代官僚
慶応3年11月28日生まれ。三重・山口県知事をへて,大正6年大阪府知事。7年米騒動に際し小河滋次郎(おがわ-しげじろう)とともに方面委員を創設。現在の民生委員制度の始まりで,市蔵は民生委員の父といわれる。のち日本信託銀行頭取などをつとめた。昭和27年2月21日死去。84歳。肥後(熊本県)出身。帝国大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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