染料中間物(読み)せんりょうちゅうかんぶつ

世界大百科事典(旧版)内の染料中間物の言及

【染料中間体】より

…原料から出発して最終製品の染料に至る製造工程の中間につくられる物質。染料中間物ともいう。一例として酸性染料のオレンジIIを例にとると,ベンゼンおよびナフタレンを出発原料として,それぞれニトロ化,アミノ化,スルホン化,ヒドロキシル化,ジアゾ化などの単位操作を経てジアゾベンゼンスルホン酸およびβ‐ナフトールがつくられ,最終的に2者をカップリングして染料が生成する(図)。…

※「染料中間物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android