柱廊(読み)チュウロウ

デジタル大辞泉 「柱廊」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ろう〔‐ラウ〕【柱廊】

アーチ・壁などを支える柱列をもつ吹き放しの廊下コロネード

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精選版 日本国語大辞典 「柱廊」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ろう ‥ラウ【柱廊】

〘名〙 (colonnade の訳語) 柱だけで戸・壁などのない吹きはなしの廊下。列柱廊
※春興倫敦子(1935)〈福原麟太郎〉倫敦消息「この寺院のしっとりと落ち着いた心持は、〈略〉柱廊の精巧な装飾にも沁み込んでゐて」

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「柱廊」の意味・わかりやすい解説

柱廊
ちゅうろう

コロネード

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世界大百科事典(旧版)内の柱廊の言及

【コロネード】より

…等間隔に並び,上端を水平の部材(古典様式ではエンタブラチュア(オーダー),まれにアーチ)で結ばれた柱の列。列柱廊,柱廊ともいう。街路,広場,庭園,建築物等の周縁に配置される囲いであるが,その機能は囲われる対象や外部との関係でさまざまに変わる。…

※「柱廊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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