柱礎(読み)チュウソ

デジタル大辞泉 「柱礎」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐そ【柱礎】

はしらと、いしずえ。また、柱の土台に置く石。
物事基本根幹となるもの。「新税制の柱礎となる法案

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「柱礎」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐そ【柱礎】

  1. 〘 名詞 〙 はしらといしずえ。また、柱の土台の石。柱石。転じて、物事の中心や根幹になるものをいう。
    1. [初出の実例]「昔の羅城門この柱礎也」(出典:原中最秘鈔(1364)上)
    2. 「航海の柱礎(チウソ)(〈注〉ハシラドダイ)に選まれて来た男だ」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文一一)
    3. [その他の文献]〔晉書‐四夷大秦国伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「柱礎」の読み・字形・画数・意味

【柱礎】ちゆうそ

礎石。〔晋書四夷西戎、大秦国伝〕り。~屋宇皆珊瑚(さんご)を以て(たつじ)(うだちと、ますがた)と爲し、璃(るり)を牆壁(しやうへき)と爲し、水礎と爲す。

字通「柱」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android