柳に受ける(読み)ヤナギニウケル

デジタル大辞泉 「柳に受ける」の意味・読み・例文・類語

やなぎ・ける

逆らわないで、されるがままになる。
這箇こっちが―・けて聞いて居て遣りゃ、可いかと思って増長して」〈紅葉金色夜叉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「柳に受ける」の意味・読み・例文・類語

やなぎ【柳】=に[=で]受(う)ける

なすがまま言うままにして少しも逆らわず、うまくあしらう。柳にやる。
滑稽本大師めぐり(1812)上「かけ取がどないにむつかしういふて来たてて、こちゃ柳に受けてじゃれちょん

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