柴刈(読み)シバカリ

デジタル大辞泉 「柴刈」の意味・読み・例文・類語

しば‐かり【×柴刈(り)】

山野に自生する小さな雑木を刈り取ること。また、刈り取る人。
「奉公初めは男が―、女が潮くみときまっている」〈鴎外山椒大夫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「柴刈」の意味・読み・例文・類語

しば‐かり【柴刈】

  1. 〘 名詞 〙 柴を刈り取ること。また、その人。
    1. [初出の実例]「於東庄しはかり、野村二人、当所三人、御所山なり」(出典:山科家礼記‐文明一二年(1480)三月一二日)
    2. 「奉公初は男が柴苅(シバカリ)、女が汐汲と極まってゐる」(出典:山椒大夫(1915)〈森鴎外〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android