柴田白葉女(読み)シバタ ハクヨウジョ

20世紀日本人名事典 「柴田白葉女」の解説

柴田 白葉女
シバタ ハクヨウジョ

昭和期の俳人俳句女園」主宰



生年
明治39(1906)年9月25日

没年
昭和59(1984)年6月25日

出生地
兵庫県神戸市

出身地
東京

本名
柴田 初子(シバタ ハツコ)

学歴〔年〕
東北帝国大学法文学部国文科卒

主な受賞名〔年〕
勲五等瑞宝章〔昭和54年〕,蛇笏賞(第17回)〔昭和58年〕「月の笛」

経歴
少女時代から父親に俳句の手ほどきを受け、のち飯田蛇笏師事。昭和23年「雲母同人。37年「俳句女園」を創刊し、主宰。俳人協会評議員、千葉県俳句作家協会副会長も務め、句集に「冬椿」「夕浪」「冬泉」「遠い橋」、随筆集に「ともしび」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柴田白葉女」の解説

柴田白葉女 しばた-はくようじょ

1906-1984 昭和時代の俳人。
明治39年9月25日生まれ。父井上白嶺の指導をうける。昭和7年から飯田蛇笏(だこつ)に師事し,「雲母(うんも)」同人。29年加藤知世子らと「女性俳句」を創刊,37年「俳句女園」を創刊,主宰。58年「月の笛」で蛇笏賞。昭和59年6月24日死去。77歳。兵庫県出身。東北帝大卒。本名は初子。句集に「冬椿」「遠い橋」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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