出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
宮城県南部,柴田郡の町。人口3万9341(2010)。阿武隈川と白石川の合流点付近に位置する。仙台平野への入口にあたる要衝の地で,白石川南岸にある船岡の船岡館は戦国時代に伊達氏の臣で柴田氏の祖である四保定朝が拡張し,のち伊達騒動で有名な原田甲斐の居館となった。原田氏断絶後は柴田氏が館主となり,同氏の菩提寺大光寺が現存する。阿武隈川沿いの槻木(つきのき)は江戸時代,奥州街道の宿場町として栄えた。米作を中心に野菜や花卉がつくられるが,なかでも露地菊は東北一の産地である。1960年代から機械,金属,食品,コンクリート製品などの工場が船岡の旧海軍火薬厰跡地などに進出し,内陸工業地域としても発展している。東北本線が通じ,槻木から阿武隈急行が分岐し,近年は仙台のベッドタウンとして宅地化が進んでいる。富沢磨崖仏,雨乞のイチョウ(天)があり,白石川堤防の一目千本桜は名所として知られる。
執筆者:千葉 立也
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新