柴色(読み)ふしいろ

色名がわかる辞典 「柴色」の解説

ふしいろ【柴色】

色名一つ柴木しばきの煎汁で染めた灰色みのくすんだ茶色を表す伝統色名。「ふし」とは「しば」と同じ意味で、「山に柴刈りに行く」というときの柴をさす。いわゆる雑木のこと。古くは低い身分を表した色とされるが、江戸時代に茶色系統が流行すると一般的な色となった。灰汁あく近い

出典 講談社色名がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android