柿ぶき(読み)こけらぶき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「柿ぶき」の意味・わかりやすい解説

柿ぶき
こけらぶき

日本在来の屋根のふき方の一種。長さ約 30cm,幅約 10cm,厚さ 1.5~5mmぐらいの木の割板,すなわち屋根ふき用材の柿でふくもの。柿板が厚くなるに従って,栃 (とち) ぶき,木賊 (とくさ) ぶきという。スギヒノキサワラ,ヒバ,クリなどが用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android