柿ノ本古墳(読み)かきのもとこふん

日本歴史地名大系 「柿ノ本古墳」の解説

柿ノ本古墳
かきのもとこふん

[現在地名]瑞穂町古部

雲仙うんぜん山系の北の有明海に突き出した丘陵(標高約一八メートル)にある円墳。昭和四五年(一九七〇)に発掘調査。盛土がなく、墳丘の詳細な形状や規模などは不明、内部は横穴式石室をもつもので、一部は破壊されていたが、玄室が直接に前室に通じる単室構造であったと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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