柿谷半月(読み)かきたに はんげつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柿谷半月」の解説

柿谷半月 かきたに-はんげつ

1770-1842 江戸時代後期の狂歌師
明和7年生まれ。越前(えちぜん)(福井県)の人。医師の家をつぎ,狂歌を4代二松庵の麻田倭文にまなぶ。縁起のいい狂歌をもとめる人々にもてはやされ,各地を遍歴したという。天保(てんぽう)13年3月18日死去。73歳。名は伴明。通称は塩屋新助。別号に雁返舎,御幸山人,笥飯浦人。著作に「敦賀風景八ツ乃詠」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android