デジタル大辞泉 「栄養障害」の意味・読み・例文・類語 えいよう‐しょうがい〔エイヤウシヤウガイ〕【栄養障害】 栄養の吸収・消化を営む器官の障害や食物の偏りなどで、体内の新陳代謝が円滑にいかないこと。抵抗力が弱まり、病気にかかりやすくなる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「栄養障害」の意味・読み・例文・類語 えいよう‐しょうがいエイヤウシャウガイ【栄養障害】 〘 名詞 〙 摂取した栄養素が、体内で完全に消化、吸収されないために起こる障害。カロリーは十分にとっても、偏食、消化不良などによって、栄養素の一つでも欠けると、新陳代謝が順調に行なわれず、抵抗力が弱まり、病気になりやすい状態になる。〔最新百科社会語辞典(1932)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「栄養障害」の意味・わかりやすい解説 栄養障害えいようしょうがいmalnutrition; disturbance of nutrition 栄養素の欠乏のため正常な代謝がおかされたときに生じる病態をいう。原因としては次のようなものが考えられる。 (1) 食餌中の必須栄養素の摂取不足,(2) 摂食を妨げる口腔や咽頭腔の疾患,(3) 吸収不良,(4) 体内での栄養の利用障害,(5) 栄養素の過度の消耗,(6) 拮抗物質の存在など。栄養失調,栄養不良なども同義語的に使われる。なお,西欧諸国や日本では,栄養の不足による障害のほかに,栄養の過剰摂取による障害 (肥満症,高脂血症,高尿酸血症,糖尿病,ビタミン過剰症など) が認められている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
栄養・生化学辞典 「栄養障害」の解説 栄養障害 からだが必要とする栄養素が欠乏することで,食事による供給の不足,吸収障害,体内での利用障害などが原因となり,正常な代謝が行えない状態. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報 Sponserd by