栗梅(読み)クリウメ

デジタル大辞泉 「栗梅」の意味・読み・例文・類語

くり‐うめ【×栗梅】

染め色の名。紫がかった栗色

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「栗梅」の意味・読み・例文・類語

くり‐うめ【栗梅】

〘名〙 濃い栗色で紫がかったもの。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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色名がわかる辞典 「栗梅」の解説

くりうめ【栗梅】

色名の一つ。栗色を帯びた赤茶色。江戸前期から染色の色名として用いられていた。当初染料の皮を使っていたとされる。梅がつく色は紅梅こうばいに代表される赤みを表現しており、梅鼠うめねずも赤みを帯びた鼠色。栗梅は現代でも和服、和装小物などのほか洋服インテリア化粧品などに幅広く使われている。

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