核磁気共鳴装置(読み)カクジキキョウメイソウチ

デジタル大辞泉 「核磁気共鳴装置」の意味・読み・例文・類語

かくじききょうめい‐そうち〔‐サウチ〕【核磁気共鳴装置】

磁場の中で原子核特定周波数電磁波吸収・放出する核磁気共鳴現象を利用して、有機物有機化合物高分子化合物などの分析を行う装置。→MRI

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の核磁気共鳴装置の言及

【医用画像処理】より

…またさらに進歩し,この断層像を細かいスライス間隔で複数枚収集し,3次元のボクセルデータとし,3次元再構成像を得る3次元CTも開発されている。
[医用画像処理される医用画像の種類]
 医用画像処理されるデータは,CT装置による画像のほか,核磁気共鳴装置(MRI),超音波診断装置,核医学診断装置,ディジタルラジオグラフィー,ディジタルサブストラクションアンギオグラフィー(DSA),ディジタル内視鏡装置,顕微鏡による画像など数多くの種類が存在する。医用画像情報のほとんどのものは,ピクセルデータもしくはボクセルデータである。…

※「核磁気共鳴装置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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