根来東叔(読み)ねごろ とうしゅく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「根来東叔」の解説

根来東叔 ねごろ-とうしゅく

?-? 江戸時代中期の医師
京都の人。家は代々眼科を専門とした。享保(きょうほう)17年火あぶりの刑に処せられたふたりの遺骨を観察し,寛保(かんぽう)元年(1741)「人身連骨真形図」を作成した。また「眼目暁解」をあらわして,白内障が眼球中部の病気であることをわが国で最初にのべている。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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