桂文治(3世)(読み)かつらぶんじ[さんせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「桂文治(3世)」の意味・わかりやすい解説

桂文治(3世)
かつらぶんじ[さんせい]

[生]?
[没]安政4(1857)
落語家。本名辰己勇吉。江戸で翁家さん馬の門で翁家さん遊といい,上方で1世扇松 (亭号不詳) 門に入り,扇勇を経て文治となった。江戸に帰って養子才賀に4世を譲り,1世桂文楽を名のった。嘉永4 (1851) 年落語家として初めて受領して桂大和大掾藤原忠誠を名のったとされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android