桃梗(読み)とうこう(たうかう)

普及版 字通 「桃梗」の読み・字形・画数・意味

【桃梗】とうこう(たうかう)

桃の木で刻した人形。〔晋書、礼志上〕旦、常に(ゐかう)・桃梗を設け、を宮び百寺の門に(たく)し、以て惡氣を禳(はら)ふ。

字通「桃」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の桃梗の言及

【門神】より

…中国で魔除けのために門扉にはる神像をいう。古くから桃が邪気をはらうと信じられ,その枝で作った〈桃梗(とうこう)〉〈桃人〉を門に立てる風習があった。これがのちに意匠化されて〈桃符〉や〈桃板〉となり,さらにめでたい文字を書いた〈春聯(しゆんれん)〉と〈神荼(しんと)・鬱塁(うつるい)〉の二神を描いた〈門神〉に変化したと考えられる。…

※「桃梗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android