桃渓徳悟(読み)とうけい とくご

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桃渓徳悟」の解説

桃渓徳悟 とうけい-とくご

1240-1307* 鎌倉時代の僧。
仁治(にんじ)元年生まれ。臨済(りんざい)宗。はじめ密教をまなび,のち蘭渓道隆(らんけい-どうりゅう)に師事し,その法をつぐ。宋(そう)(中国)にわたり,弘安(こうあん)2年無学祖元(むがく-そげん)とともに帰国。鎌倉の建長寺にはいった祖元を補佐。鎌倉円覚寺,武蔵(むさし)東漸寺(東京都)の住持をつとめた。嘉元(かげん)4年12月6日死去。67歳。諡号(しごう)は宏覚禅師。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android