桃田賢斗(読み)ももた けんと

知恵蔵mini 「桃田賢斗」の解説

桃田賢斗

バドミントン選手。身長175センチメートル、体重70キログラム。利き腕は左。1994年9月1日、香川県生まれ。小学2年生でバドミントンを始める。高校卒業後の2013年、NTT東日本に入社。14年に国別対抗戦のトマス杯に出場し、日本の初優勝に貢献した。15年には世界バドミントン選手権大会で日本男子初の銅メダルを獲得したほか、全日本総合バドミントン選手権大会とプロツアーの最高峰BWFワールドスーパーシリーズファイナルズでそれぞれ優勝を果たした。16年のリオ五輪では金メダルが期待されたが、大会前に違法賭博行為が発覚し、日本バドミントン協会から日本代表選手の指定解除と無期限競技会出場停止の処分を受ける。17年に出場停止処分が解除され、実戦復帰。18年には日本代表にも復帰し、同年の世界バドミントン選手権大会・男子シングルスでは同種目で日本男子初の金メダルを獲得した。

(2018-8-7)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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