案問(読み)あんもん

精選版 日本国語大辞典 「案問」の意味・読み・例文・類語

あん‐もん【案問・按問】

  1. 〘 名詞 〙 調べ問いただすこと。審問吟味
    1. [初出の実例]「高時遣兵、収致資朝、俊基、案問之」(出典日本外史(1827)四)
    2. [その他の文献]〔史記‐秦始皇紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「案問」の読み・字形・画数・意味

【案問】あんもん

取り調べる。〔史記、始皇紀〕生の咸陽に在る、吾(われ)人をして問せしむるに、或いは言(えうげん)を爲して、以て黔首(けんしゅ)(衆民)を亂すと。是(ここ)に於てをして悉(ことごと)く生を案問せしむ。

字通「案」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android