案杌(読み)あんごつ

世界大百科事典(旧版)内の案杌の言及

【あんま(按摩)】より

…あんまは中国で発達した療法である。《史記》の扁鵲(へんじやく)伝に書かれている案杌(あんごつ)がこれに相当するというから,この療法は戦国時代(前403‐前221)からあったと考えられる。推拿とか矯摩,按矯などとも呼ばれ,内容は時代によって少しずつ変化したと思われるが,からだの一部を圧したり動かしたりすることによって,血行をよくしたりして,からだの機能を回復させようという,一種の物理療法である。…

※「案杌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android