桐竹紋十郎(2代)(読み)きりたけ もんじゅうろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桐竹紋十郎(2代)」の解説

桐竹紋十郎(2代) きりたけ-もんじゅうろう

1900-1970 大正-昭和時代の人形浄瑠璃(じょうるり)の人形遣(つか)い。
明治33年11月20日生まれ。3代吉田文五郎に師事。2代吉田簑助(みのすけ)をへて,昭和2年2代紋十郎を襲名。戦後三和(みつわ)会をひきい,女方,立役(たちやく)の双方をこなし,文楽座の中心として活躍した。40年人間国宝。44年文化功労者。昭和45年8月21日死去。69歳。大阪出身。本名は磯川佐吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android