桑ヶ谷(読み)くわがやつ

日本歴史地名大系 「桑ヶ谷」の解説

桑ヶ谷
くわがやつ

光則こうそく寺の北隣にあり、現在は鎌倉能楽堂のある谷として知られる。もとさかしたの小字であった。「日蓮聖人註画讃」には、建治三年(一二七七)六月、龍象房なる僧が「大仏殿門西桑谷」に法筵を開き日夜法を講じていたところ、僧日真がまみえて論議に及んだことが記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android