桑原乙吉（読み）クワバラオツキチ

20世紀日本人名事典「桑原乙吉」の解説

桑原乙吉
クワバラオツキチ

明治〜昭和期の真珠養殖技術者,歯科医

生年: 慶応3年6月3日(1867年)
没年: 昭和24(1949)年9月28日
出身地: 三重県
学歴〔年〕: 高山歯科学院卒
経歴: 御木本幸吉に生物学的知識と技術をかわれて御木本養殖場に勤務し、真円真珠養殖法を研究。全巻き式養殖法の開発に貢献した。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）20世紀日本人名事典について　情報

デジタル版日本人名大辞典+Plus 「桑原乙吉」の解説

桑原乙吉くわばら-おつきち

1867－1949　明治-昭和時代前期の真珠養殖技術者。
慶応3年6月3日生まれ。歯科医師。御木本幸吉に生物学的知識と技術をかわれて御木本養殖場に勤務し,真円真珠養殖法を研究。明治41年御木本名義で許可された全巻き式養殖法は,桑原の研究によるところがおおきい。昭和24年9月28日死去。83歳。三重県出身。高山歯科学院卒。

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