桜岡(読み)さくらおか

日本歴史地名大系 「桜岡」の解説

桜岡
さくらおか

[現在地名]小城町小城町 本町

城下町としての小城町の中心部にある小高い丘。一帯おか山ともよぶ。江戸後半期に書かれた「千枝落葉(佐賀県立図書館蔵)によると、

<資料は省略されています>

とある。鯖岡は佐婆岡・娑婆岡とも書き、一帯から石棺が発見されたこととも関係があるらしい。鯖岡の名は古く元仁二年(一二二五)五月二二日付の藤原中子・宇佐三子連署譲状案(下総中山法華経寺蔵)に「肥前国小城御領鯖岡村入田十町、但卅丁内加地子田十五丁、」と記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android