梅村蓉子(読み)うめむら ようこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「梅村蓉子」の解説

梅村蓉子 うめむら-ようこ

1903-1944 大正-昭和時代前期の映画女優
明治36年10月21日生まれ。大正11年松竹蒲田撮影所に入社,「散りにし花」でデビュー。14年日活にうつり,「足にさはった女」「唐人お吉」などに出演,人気をえる。昭和19年3月8日溝口健二監督の「団十郎三代」のロケ先で病没した。42歳。東京出身。本名は鈴木花子。作品はほかに「浪華悲歌(なにわエレジー)」「祇園(ぎおん)の姉妹」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android