梨椿象・梨亀虫(読み)なしかめむし

精選版 日本国語大辞典 「梨椿象・梨亀虫」の意味・読み・例文・類語

なし‐かめむし【梨椿象・梨亀虫】

〘名〙 カメムシ(半翅)目クヌギカメムシ科の昆虫。体長一〇~一三ミリメートル、雄は体幅が狭く小形で、雌は体幅が広く大きい。体はやや紫色を帯びた淡褐色で、黄白色の斑紋が前胸背前縁部の基部と先端部にある。幼虫で越冬し、六~七月頃成虫となり、ナシサクラリンゴなどの果実を吸収する害虫。日本各地、朝鮮、中国に分布

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android