梳油(読み)すきあぶら

精選版 日本国語大辞典 「梳油」の意味・読み・例文・類語

すき‐あぶら【梳油】

〘名〙 髪をすくときにつける油。植物油生蝋(なまろう)香料などを加え、練って作る。生蝋が多くて堅いのを鬢付(びんつけ)油という。すき。
※咄本・初音草噺大鑑(1698)四「あるひは荻野沢之丞すき油(アブラ)水木辰之介が紋たばこなどとて、ことのほかはやりければ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android