梵網会(読み)ボンモウエ

デジタル大辞泉 「梵網会」の意味・読み・例文・類語

ぼんもう‐え〔ボンマウヱ〕【×梵網会】

梵網経を講読して冥福めいふくを祈る法会日本では聖武天皇の生母追善のために行われたのが最初

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精選版 日本国語大辞典 「梵網会」の意味・読み・例文・類語

ぼんもう‐えボンマウヱ【梵網会】

  1. 〘 名詞 〙 梵網経を講読する法会。日本では聖武天皇勅願により、天皇の御母追善のため、祥忌日の七月一九日に、東大寺など一三大寺で初めて行なわれた。現代では、五月一九日に行なわれる団扇(うちわ)まき行事で有名な奈良唐招提寺の梵網会をさすことが多い。《 季語・夏 》 〔東大寺要録(1134)〕

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