森川 哲郎(読み)モリカワ テツロウ

20世紀日本人名事典 「森川 哲郎」の解説

森川 哲郎
モリカワ テツロウ

昭和期の作家 平沢貞通氏を救う会事務局長。



生年
大正13(1924)年3月31日

没年
昭和57(1982)年12月17日

出生地
東京・池袋

別名
筆名=大杉 剛男

学歴〔年〕
早稲田大学中退,日本大学中退

経歴
敗戦後、父が無実の罪で中国側に処刑されるという原体験をもつ。雑誌編集者、新聞記者を経て作家生活に入る。占領下の暗黒事件の一つ・帝銀事件の平沢被告と文通するうち、昭和37年平沢貞通氏を救う会を結成。事務局長として署名15000を集め再審請求を支援、新証拠の偽証を問われ自らも逮捕される。55年運動史「獄中三十二年」を刊行。ほかに「帝銀事件」「明治暗殺史」「日本史死刑史」「日本史 剣豪名勝負」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「森川 哲郎」の解説

森川 哲郎 (もりかわ てつろう)

生年月日:1924年3月31日
昭和時代の作家。平沢貞通氏を救う会事務局長
1982年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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