森本甎里(読み)もりもと せんり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森本甎里」の解説

森本甎里 もりもと-せんり

1743-1833 江戸時代中期-後期漢学者
寛保(かんぽう)3年7月生まれ。土佐高知藩士。学力と事務能力をみとめられて諸役を歴任。文化5年(1808)と文政10年(1827)の中国船漂着の際に応接した。滑稽(こっけい)の才,奇行でも知られた。天保(てんぽう)4年1月11日死去。91歳。名は参。字(あざな)は孝謹通称は藤蔵。著作に「送〓(“舟へん”に「周」)(そうちょう)録」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android