検僧(読み)ケンソウ

デジタル大辞泉 「検僧」の意味・読み・例文・類語

けん‐そう【検僧】

江戸時代葬式のとき、死者髪剃こうぞりをするため立ち合った僧。その死体異状を認めたときは葬式を差し止めることができた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「検僧」の意味・読み・例文・類語

けん‐そう【検僧】

  1. 〘 名詞 〙 死体の異状の有無を検査する僧。江戸時代、死人髪剃(こうぞり)をするために葬式に臨んだ僧で、死人に異状が認められるときには、葬式の執行を押えることができた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android