検尺(読み)ケンジャク

デジタル大辞泉 「検尺」の意味・読み・例文・類語

けん‐じゃく【検尺/×撿尺】

材木の長さと末口すえくち直径とを測り、体積を計算し記帳すること。山元木場などで行われる。検知

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「検尺」の意味・読み・例文・類語

けん‐じゃく【検尺・間尺】

  1. 〘 名詞 〙 材木の長さ、末口(末径)を測り、これを樹種、材種別に記帳すること。山元検尺のほか綱場や木場での検尺もあり、材木商が材木売買の際に行なうこともあった。検知ともいう。
    1. [初出の実例]「仕出御材木間尺改御急之由に付、彌左衛門手代急差越方犬山へ申遣す」(出典:木曾阿寺山御材木間尺改扣‐元祿八年(1695))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android