楊貴妃桜(読み)ヨウキヒザクラ

デジタル大辞泉 「楊貴妃桜」の意味・読み・例文・類語

ようきひ‐ざくら〔ヤウキヒ‐〕【×楊貴妃桜】

サトザクラの一品種。花は八重で4月ころ咲き、花びら淡紅色であるが先端は濃紅色。奈良興福寺の僧玄宗がめでたことからの名という。 春》「むれ落ちて―尚あせず/久女

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精選版 日本国語大辞典 「楊貴妃桜」の意味・読み・例文・類語

ようきひ‐ざくらヤウキヒ‥【楊貴妃桜】

  1. 〘 名詞 〙 サトザクラの園芸品種。花は淡紅色で外部は色濃く、径五センチメートルぐらいの八重咲き。芽は淡茶色。楊貴妃。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「やうきひ桜のかきけつこうに仕了」(出典:多聞院日記‐天正一九年(1591)二月九日)

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