楚川新田(読み)そがわしんでん

日本歴史地名大系 「楚川新田」の解説

楚川新田
そがわしんでん

[現在地名]新潟市楚川、西蒲原にしかんばら黒埼くろさき善久ぜんく

俵柳たわらやなぎ村の南、信濃川右岸の旧蛇行跡沿いに位置し、南東嘉喜かぎ村。明治九年(一八七六)本曾川もとそがわ新田・西曾川にしそがわ新田を合せた楚川新田と、嘉喜新田のうち木津中島きづなかじま新田とが合併し楚川新田となる。同五年の大区小区制区画便覧には本曾川・西曾川の両新田の名がみえるがその合併年次は不詳。旧高旧領取調帳には本楚川新田高二〇七石七升九合とあり、これは天保郷帳の楚川新田分と同高。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android