楠古閑村(読み)くすこがむら

日本歴史地名大系 「楠古閑村」の解説

楠古閑村
くすこがむら

[現在地名]北部町楠野くすの 楠古閑

坪井つぼい川上流の台地上にあり、東は楠原くすばる村、西は鹿子木かのこぎ村に接する。「国誌」によれば五町手永に属し、「俟丸ト云小村アリ」とある。宝暦一一年(一七六一)の下ケ名寄帳によれば、惣畝数一八町四畝余、うち給地は一七町五反・高一七四石余で、五反四畝余は野開・茶床・御赦免開などであった。文政八年(一八二五)の五町手永略手鑑では、高一七四石六斗余、田四町二畝余・畑一三町四反七畝余である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報