楠藤吉左衛門(読み)なんとう きちざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「楠藤吉左衛門」の解説

楠藤吉左衛門 なんとう-きちざえもん

1654-1724 江戸時代前期の治水家。
承応(じょうおう)3年生まれ。阿波(あわ)(徳島県)名東郡(みょうどうぐん)島田村庄屋。鮎喰(あくい)川堤防沿いに水源地を発見し,私財を投じて灌漑(かんがい)用水路工事をおこない,元禄12年田畑300haをうるおす袋井用水を完成させた。享保(きょうほう)9年死去。71歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android