楠長諳(読み)くすのき ちょうあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「楠長諳」の解説

楠長諳 くすのき-ちょうあん

大饗正虎(おおあえ-まさとら)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の楠長諳の言及

【楠木氏】より

…一族に和田,神宮寺,橋本ら諸氏があり,所領は河内,和泉に分布し,建武新政期に正成は恩賞として常陸国久慈西郡瓜連,土佐国安芸荘を得たことがある。南北朝合一後,楠木氏は時代の表面からほとんど消え,後南朝の動きに関連してときに姿を現す程度だったが,正儀の子孫大饗正虎(おおあえまさとら)が1536年(天文5)将軍足利義輝に仕え,楠長諳(ちようあん)と号して織田信長,豊臣秀吉の右筆となり,楠木氏はその立場を多少回復した。【網野 善彦】。…

※「楠長諳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android