楢山 芙二夫(読み)ナラヤマ フジオ

20世紀日本人名事典 「楢山 芙二夫」の解説

楢山 芙二夫
ナラヤマ フジオ

昭和・平成期の小説家



生年
昭和23(1948)年6月13日

没年
平成15(2003)年1月15日

出生地
岩手県岩手郡雫石町

本名
楢山 富士雄

学歴〔年〕
桐朋学園短期大学演劇科卒

主な受賞名〔年〕
オール読物新人賞(第46回)〔昭和50年〕「ニューヨークサムライ

経歴
昭和50年「ニューヨークのサムライ」で第46回オール読物新人賞を受賞。ハードボイルドミステリー、青春風俗小説などを手がけ、5回にわたるアメリカ放浪体験に基づいたサスペンスものを得意とした。作品に「午前零時の星条旗」「マンハッタンバラード」「魔の聖域」「天使の街の脅迫者」「冬は罠をしかける」「この風でジルバを」「傷だらけの銃弾」など。詩集に「仮に部屋と呼ばれる詩のバリアント」、エッセイ・対談集に「愛してるとか愛してないとか」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android