楫柱(読み)かじばしら

精選版 日本国語大辞典 「楫柱」の意味・読み・例文・類語

かじ‐ばしらかぢ‥【楫柱】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かじ」は中世までは櫓櫂(ろかい)などのこと ) 櫓を仮に柱としたのをいう。
    1. [初出の実例]「海松布(みるめ)刈る海人苫屋のかぢ柱しばしうらみぬ時の間ぞなし〈藤原顕仲〉」(出典:堀河院御時百首和歌(1105‐06頃)恋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android