業室(読み)ぎょうしつ

精選版 日本国語大辞典 「業室」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐しつゲフ‥【業室】

  1. 〘 名詞 〙 作業をする部屋
    1. [初出の実例]「顕微鏡や試験管をいぢって、何物をか発見しようとしてゐた事があった。併し運命は僕を業室から引きずり出して、所謂事務といふものを扱ふ人間にしてしまった」(出典:大発見(1909)〈森鴎外〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android